郵便局の学資保険がこども保険(学資保険)の中ではもっとも有名だと思います。若い両親よりも年配の祖父母からの勧めもあり、郵便局の学資保険を子供が小さい頃から検討されるご夫婦も多いでしょう。
郵便局の学資保険は有名ですが、郵便局以外の保険会社もその対抗策として様々なこども向け保険を販売しています。ソニー生命、アフラックなどの最近のメジャーどころも、それ以外の老舗もそれぞれの個性を打ち出しています。
郵便局の学資保険がなんのかんの言いながら有名なだけにいいのか、それともそれに対抗してがんばっているソニー生命のこども保険がいいのか、悩みますよね。逆に質問しますけど、そもそもあなたは何のために学資保険に入るのですか?学資保険にはみんなが入っているらしいからなんとなく、ではどれがいいのか決められないです。
郵便局のこども貯金のイメージで、将来の学資の分を小さい頃からコツコツ溜めて満期になればそれ以上の額に利子が付いて戻ってくるという幻想を抱いていらっしゃる方、目を覚ましてください(笑)。郵便局の学資保険の場合は利率が低い方で、満期で戻るお金は元金割れします。民間はほとんどが元金より多く帰ってきます。
こども保険が定期預金や積立預金より優れているのはもしものときの対応ですよね、保険ですから。郵便局の学資保険もお子さんの怪我や病気、内容により額は異なりますが支払われます。
学資保険というだけあって、高校進学や大学進学のお金のかかる時期にあわせて、郵便局の学資保険などの一部のこども保険では高校入学時や大学入学手当て一時金として積み立て額の一部が支払われたりします。
郵便局の学資保険にしろこども保険にしろ、これは保険なのですから、国債やファンドなどの高利回り商品と比較するという考えは捨てたほうがいいと思います。それよりもこども保険に何を求めるかの選択が必要です。
こども保険に本来の保険としての役割を期待するのか、それとも満期での支払いの貯蓄性を優先するのか、それとも進学時の学費支給を期待するのかで選ぶものが異なります。
学資保険や子供保険が満期で返ってくるお金と、進学時に返ってくる一時的なお金の合計と、20年ほどかけて自分が支払ったお金、どう払えばいくらになるのか、ホームページなどで問い合わせやシミュレーションはめんどくさがらずに行いましょう。
金融商品としての側面を子供保険は多少は持っています。ですが、こども保険商品の金利は基本的に固定金利です。生保会社の資料を請求して比較すればわかりますが、最初の計算のときにいついくらもらえるかすべて計算できます。物価や日銀公定歩合の変動に関係しません。
生命保険としての扱いを最優先したとしましょう。郵便局の学資保険や生命保険会社のこども保険のどちらにおいても、もしものときの入院保障や死亡見舞金はできるだけ多い方がいいと考えてしまいます。それは正解なのですが、お父さんの生命保険で支払われる家族の病気や事故に対する保険金の確認もしておいてください。そちらで十分カバーできる内容に子供保険でさらに特約で支払うのは馬鹿げています。
郵便局の学資保険や同様のこども保険はあくまでもこどものための生命保険であることを忘れないでください。保険会社側が黒字であるためには、貯蓄性は多少犠牲になります。